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2005年08月18日
多目的福祉施設「ふるさとホーム瀬谷」
ふるさとの温もり感じる施設を目指して
来春に多目的福祉施設「ふるさとホーム瀬谷」オープン
グループホームやデイサービス機能を兼ね備え、地域の全ての人が集うことのできる多目的福祉施設「ふるさとホーム瀬谷」が来年4月、相沢にオープンすることが決まった。区民が主体となったふるさとホーム瀬谷建設委員会が立ち上げられてから11年。ようやくその思いが形になる。同施設の運営主体となるNPO法人ふるさとホーム瀬谷の鈴木八重子理事長は、自ら訪問介護に携わるなか「高齢者の孤独な一人暮らしを見るたびに胸が痛んだ。高齢者から障がい者、在日外国人など全ての人が集えるような多目的福祉施設の必要性を痛切に感じていた」と話す。1994年にふるさとホーム瀬谷建設準備委員会を立ち上げてから1999年までの毎年、区内でチャリティーコンサートを開催。ホーム建設を訴え続けてきた。一時期、建設地に阿久和団地ショッピングセンターが候補に挙がったが、予算が折り合わず計画は白紙に。
しかし昨年に鈴木さんの思いに共感した久保田實さんが自宅だった土地の提供を申し出たところから一気に建設の話がすすんだ。施工を手がけるミサワホーム東京(株)も「鈴木さんの熱い思いに揺り動かされた。会社の総力を結集した施設です」と話し、来春の開所を目指して準備がすすめられている。
構造は3階建てで、敷地面積は約857平方メートル、建築面積は約300平方メートル、延べ床面積は約857平方メートル。1階部分に高齢者のデイサービス、2階、3階に各9部屋の高齢者グループホーム(居宅施設)を設置。そのほか地域とのイベントの開催やボランティア同士の交流の場として施設内の一角を開放し、区内初の多目的施設としての役割を果たしていく。
鈴木さんは「長年の思いが実り、土地を提供してくれた久保田さんをはじめ、多くの人の協力に感謝している。この施設では瀬谷産野菜の直売やお母さんたちの手作り品の販売なども行ない、高齢者から子どもまでが集う、家庭のようなふるさとの温もりが感じられる施設にしていきたい」と話していた。
業界用語で「小規模多機能」型施設というものですね。
投稿者 toto : 2005年08月18日 20:40
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