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2007年11月04日

どうなる、海軍道路の渋滞問題。

海軍道路入口交差点渋滞解消へ

 横浜市道路局は、環状4号線の海軍道路と国道16号の八王子街道が平面交差し、慢性的な渋滞が発生している海軍道路入口交差点付近(瀬谷区瀬谷町)の改良に向けた調査に着手した。周辺の交通量調査や概略設計などを2007年度末までにまとめるほか、日米間で返還が合意している米軍施設(上瀬谷通信所)の跡地など将来的な土地利用を含めた基礎的な検討を進める。
 環状4号線は、金沢区六浦一丁目を起点として栄区~戸塚区~泉区~瀬谷区~旭区などを経由し青葉区鉄町に至る延長約36・6㌔㍍、標準幅員18㍍の都市計画道路。横浜市外郭部を連絡する重要路線として現在、栄区中野町から桂町の約1・2㌔㍍の区間で事業を進めている。
 06年3月、泉区下飯田町から戸塚区深谷町の約2・1㌔㍍の区間が開通したことで、国道1号原宿交差点と瀬谷区卸本町線の国道16号(八王子街道)までの延長約15㌔㍍が結ばれた。
 この地点から先は、環状4号線の計画ルートが八王子街道と交差する。同区瀬谷町付近の道路線形は現在、クランク状になっているため、環状4号線の一部を形成する海軍道路と国道16号が交差する海軍道路入口交差点付近や卸センター入口交差点付近などで慢性的な交通渋滞が発生している。
 こうした課題を解消するため同局は8月、「環状4号線・国道16号調査設計」を、3社指名の競争入札でトーニチコンサルタント(横浜市中区)に委託。周辺の交通量調査をはじめ交差点改良の概略設計などを07年度末までに取りまとめる。
 環状4号線は、現道拡幅などを主体に事業を進めているが、今回設計を委託した区間は現道がない。今後、事業化する場合、米軍施設の返還や跡地利用の方針決定のほか、米軍施設付近の用地取得などが前提になる。また、海軍道路の両側の歩道に植えられた桜並木の保全など地域の要望や景観への配慮なども必要になる。今後、こうした課題への対応についても内部で検討を進める考え。

慢性的な渋滞ポイントとなっており、
この辺で詳しい人は、ジョギングのランナーでもないと近寄らない海軍道路入り口交差点。

この地域の渋滞解消のためには、米軍基地移転問題なども複雑に絡んでいるため、
かねてから議論されてきたものの、まったく解決の糸口は見えてこなかったような状態。
右折レーン(左折レーン?)がもう少し長くなるだけで、そうとう解消されるような気もするのですが。

そして、美しさを誇る桜並木の景観がどうなるのかも気になるところです。。。

投稿者 toto : 10:51 | コメント (0) | トラックバック